ドラキュラというカラースキーマがある
カラースキーマという言葉はなかなか聞き慣れないかもしれないが、テキストエディターの世界ではとても重要な言葉だ。
シンタックスハイライトぐらい重要な言葉だ。
コトバンク様からシンタックスハイライトという言葉の意味を引用させていただくと、
エディターでソースコードを編集する際、テキストの一部を命令の属性や構文上の規則に応じて、色分けして表示する機能。
となる。
そして、このときの色分けの定義がカラースキーマである。
背景は何色で、テキストは何色でといった感じでどこをどういう色にするかを定義するのだ。
この配色をデフォルトだと背景が白にしている人が多いが、プログラマーは真っ黒にしている人もいる。
黒ければプログラマー感が出る。
プログラマーはずっとテキストエディターを触っているので、どうしても背景が白いと目が疲れてしまうものなのだ。
なので、黒系の色を好む。
そんなカラースキーマだが、ドラキュラという名前のカラースキーマがある。
この色味はまさにドラキュラで、ドラキュラは実在しないがドラキュラ感がある。
黒と紫が強調された配色なのだが、それはそれはすばらしいのだ。
是非、インターネットで「dracula colorscheme」と検索してほしい。
いろいろなアプリケーションのカラースキーマを用意してくれているので、僕は Vim, Slack, iTerm2 などのツールたちを全部ドラキュラにしていた。
最近は数年ぶりに違う色に浮気しているが、またドラキュラに戻るだろう。
僕はドラキュラなのだ。