帽子LOVE

さて質問だが、人間は一生で何個の帽子を買うのかご存知だろうか? わたしは知らない。 なら聞くなということではあるが、ふとあるときにこの質問を考えていた時期がある。

帽子は消耗品だ。 使い捨てられた男性のようだ。

とりあえず帽子の種類の話をしよう。 とにかくパーティをつづけよう。

  • キャップ
  • ハット
  • ニット帽
  • ハンチング
  • 麦わら帽子

こんな種類リストアップにはなんの意味もないが、ざっとこんな感じだろう。

中でもぼくはニット帽のビーニーという種類が好きだ。

おでこのあたりが二重にならないそこまで深くない薄手のニット帽だ。

話は変わるが、

2020年ぐらいから浅くておでこのあたり二重にするニット帽が流行っている。

ラッパーたちがこぞって被っていて、ニューエラあたりからも出てたりする。

ニューエラなんてワードがもう出てしまったが、ニューエラは安定している。

ベースボールキャップブランドとして長く君臨しているが、帽子の出来としてはパーフェクトだと思う。

ただ、問題なのは値段だ。

物は良い、つまり高い。

ニット帽も出来はよく、被っていると自然とニアニアしてしまう。

ただ、高い。

ぼくは数年前から安いニット帽が好きだ。

100円ショップに売っているニット帽なんかも好きで、ドン・キホーテに売ってる300円くらいのニット帽も好きだ。

この値段だと、汗で匂いはじめても買い換えるに抵抗がない値段だ。

一般的に帽子はあまり洗うものではない。

とくにニューエラのベースボールキャップは洗えない。

洗おうものなら型が崩れ、いじょうに縮んでしまう。

最近は、帽子のおでこあたりにくっつけて汗が帽子につかないようにするアイテムも売っている。

もちろんぼくは愛用している。

話は変わるが、なぜぼくは帽子が好きなのかを話していなかった。

帽子をかぶり始めたのは、おそらく中学2年生ぐらいのときだっただろう。

もちろんスケボーが流行っていて、「スケーター = 帽子にスニーカー」ちおうイメージがあった。

無条件に帽子をかぶり始めて無条件に好きになったのだ。

そこからというもの、夏はキャップ、冬はニット帽は必須になり、常に帽子をかぶり続けてきた。

雨の日も雪の日も。

ぼくだけではなく友達もみんな帽子を被っていた。

そこから長い間帽子をかぶり続けてきたぼくだが、2018年ぐらいにパタッとかぶるのをやめた。

そうだ、床屋に行き始めたのだ。

別に床屋に行ったからといって帽子をかぶるのをやめていいというわけではない。

本来はかぶらなければならない。

だが、床屋代で毎月大変だったのだ。

わかってくれるだろうか?

床屋に行き始めたのは、フェードという刈り上げのスタイルが流行って、アメリカのバーバー文化が日本に流れてきたからだと思う。

フェードはお金がかかる。

刈り上げは長くなるとすぐに気になってしまう。

そんなこんなでぼくは「七三分け+フェード」を維持するために毎月床屋に通うのだが、たまたまバリカンで自分の頭を長めに刈ってみた。

これが思いの外自分でもできることがわかってきた。

もちろん数ミリの状態にサイドを刈ることはできないのだが、それっぽくできた。

もともと自分でバリカンで刈ることは好きなので、ここでまたパタリと床屋に行かなくなってしまう。

予約ととるのも苦手なのである。

さらにいうとあまり人に頭を触られるのが好きではないのだ。

でもヒゲを剃ってもらうのは至福の時間だ。

いきなり床屋の話に火がついてしまったが、帽子の話に戻そう。

なんの話してたか忘れてしまったが、床屋に行かなくなり自分で頭を刈り、そしてまた帽子を買い始めた。

そうそう、また帽子を買い始めたのだ。

ただ、外出するときは帽子をかぶらずなんと家の部屋の中でかぶっている。

YouTuber みたいなことをしてる。

そんな感じである。

帽子 LOVE

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