ポテチイズム

ある日、その時はきた。

ポテチにドハマリしてしまったのだ。

これには理由がある。

最寄り駅に2階建てのスーパーができて、それはそれは珍しい食べ物が手に入るようになったのだが、そこで代表的だったのがポテチなのだ。

見たこともないポテチが並んでいる棚がぼくにはとても珍しい棚として見え、これは dig るにはもってこいだと思ってしまったのだ。

ただ問題なのは毎日しこたま食べてしまうと激太りするのは目に見えているので、毎日一袋ずつ買うことにした。

そのために足を運んだ。

問題は毎日一袋食べるのもどうかと思うが、 dig るためにはこれぐらいやっていかないと1ヶ月掛かっても終わらない気がしたからだ。

ここまで来てぼくの話をするが、ぼくは実はあまりお菓子を食べない。

特に甘いものは年に数回しか食べない。

さらに言うと、ケーキを買ってきてくれても食べずに残してしまい、誰かが喜んで食べる。

というぐらいにあまりお菓子や甘いものが得意ではないのだ。

それでもハマったのは物珍しさとあとはジャケットのかっこよさだった。

海外モノのポテチはジャケットがオシャレで、メロコアバンドの CD のジャケットになりそうな感じもしたし、英語の本のジャケットのような感じもした。

紙の袋もあれば缶もあったりした。

個人的に一番好きだと思ったポテチは味とかはもはやどうでもよくて、大きさが大きい袋なのがよかった。

日本製のベストセラー的なポテチの BIG と書いてある版が一番体感が良く、もちろん味もピカイチなのだが、デカさと洗練されたジャケットのかっこよさがある。

大好きな映画なんかを観ながら食べたら一袋ごときでは満足できない中毒性がある。

小分けで何袋も入っているのはダメだ。

とにかく大きいのが良い。

でも、ポテロングも美味しいよね。

あなたのハートには何が残りましたか?

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