ターンテーブルと壊れたミキサー
ぼくが House や Techno といった ダンスミュージック
にハマるのは結構遅い。
10代はヒップホップばかり聴いていたし、あまり4つ打ちの音楽にハマっていなかったのもある。
おそらく20代を超えてから本格的に聴くようになったと思う。
この時期にはすでにターンテーブルを持っていたので、どのタイミングで買ったのかは忘れてしまったが、未だに部屋で1畳ほどの空間に陣取っている。
20年以上ぼくの部屋に陣取っている。
当時ターンテーブルをインターネットで購入し、下の台も同時に購入したが確か20万は超えた気がする。
アルバイトで貯めたお金を総動員したと記憶している。
そんなターンテーブルは注文したが一向に届かなかった。
そうゆうもんかと思って待っていたのだが、あまりにも届かないので連絡してみたら、手違いで大阪に流れ着いていると電話先の人は言っていた。
そこからまた1週間は待った。
届いたときは天にも昇る心地だったが、そもそもレコードを持っていなかったので、レコードを買いにいくところからはじまった。
まだ CISCO
があったり、渋谷にはたくさんのレコード屋さんがあった。
とにかく広く、オススメのレコードが並んでいて、とりあえずここの棚のレコードを買えばいいのだなと買ってみたりしていた。
そんなターンテーブルとミキサーは相変わらずぼくの部屋にいるのだが、ターンテーブルは相変わらず丈夫な重量を醸し出しているが、ミキサーは結構壊れてきている。
レコードを聴かないときは1年とか聴かなかったのだが、最近は家に引きこもることもあり、さらにどうやら世の中でレコードが再熱してると噂を聴いたので、ターンテーブルとミキサーを定期的に掃除している。
どんなに掃除してもミキサーの調子は悪い。
でもかろうじて音は鳴ってくれている。
十分である。
今はレコードを1枚1枚丁寧に掃除している。
やはり長年の放置でひどいありさまになっているので、きれいにしてあげたい。
最近、ほんとひさびさにレコードを買った。
EVISEN というスケートボードクルーのビデオのサウンドトラックだ。
結構探してやっと手に入れたレコードなのも相まってかわいくてしょうがない。
なんなんだ、たかだかプラスチックの円盤だぞ。
かわいくてしょうがない。
スリップマットというレコードを置く部分のマットも新調した。
運命的な出会いでスーパーマリオと disk union のコラボスリップマットが買えた。
音楽を掛けずにくるくると回してるだけでマリオやテレサやゲッソーが回ってくれる。
嗚呼、ミキサーの調子は今日も悪い。